みなさんウッドショックって聞いたことありますか？
少しニュースにもなってますが、今、建築業界は大荒れです。
今回はそこんとこ少しお話しいたします。
ウッドショック概要
日本の建築はほとんど輸入木材で賄っており、昨今のコロナ禍の影響でマイホーム需要も増えています。
輸入元アメリカや中国でもマイホーム需要が爆発的に増え、そしてお家時間が増えたことにより、コンテナ船不足も相まって木材が日本にほとんど入ってこなくなりました。
そのため木材の価格がものすごい高騰する現象が起きました。
その現象をウッドショックと言います。
スエズ運河のコンテナ事故なども関係あるみたいです
ウッドショックの状況
現在の状況ですが、木材の高騰により建築業界以外にも家具屋さんなど木を使う業界が価格改定による値上げを行なっております。
建設現場も材木が入らず、基礎で工事が止まってしまう現場がかなりあります。
だいたい１ヶ月から１ヶ月半くらいの工期の遅れが見られます。
西日本と東日本、また地方と都会でも温度差があり、西日本は割と材木を確保していると言う噂があります。
某Tホームは７億かけて材木を買い占めたそうです。値上げも結構えげつなく行なっております。
また木造住宅では４寸柱がほとんど入らない状況で、3.5寸柱で代用しているメーカーが多いです。
３.５寸でも耐震等級3取れるよ〜
実はこのウッドショック、マイホームを計画している人だけではなく、日本経済的にも相当やばいです💦
木材が入らず仕事ができなくなると言うことは、建築メーカー・不動産屋・大工・材木屋・銀行・引っ越し業社・家電業社・家具屋・左官・電気職人・足場職人・設備屋・解体屋などなど実に多くの業種に関わります。
コロナ禍で飲食業や服飾業が大ダメージを受け、ついには建設業にもその波がきてしまいました。
衣食住全滅やん💦
ウッドショックによる住宅補償
工期が遅れるためその保証はどうなるの？ってよく聞かれますが、各社対応が違います。
まずは契約書の約款を確認してみましょう。
だいたいは約款に工期が遅れた場合や、予期せぬ災害や紛争などの場合の遅れなど書いてあります。
良心的な会社はアパートの家賃保証ぐらい出してますが、出さない会社ももちろんありますのでまずは約款の確認をした後、担当営業マンに確認です。
家賃補償以外だと補助金や贈与税などのタイミングがずれて損害が出るケースが予想されます
マイホーム買うタイミング
現在マイホームは買わない方がいい？という方へ
確かに今は様子を見たい時期ですが、9月までの契約で補助金などの税制優遇が4つも使えます。
補助金の詳しく知りたい方はこちらの記事へ
そしてこのウッドショック、結構長く続くと言われております
2〜3年は続くって言われてます
そうなると値上がりし切る前に建てるというのが賢明かと思います。
家づくりは楽しいことばかりではなく、割とシビアです。
予算が値上がりで合わなくなった時は・・・、
値切れ！！
以上です✨
